| Shigeyan : 彼女(=Mayu)は10年間"Here Comes A Heartbreaker!"というTP&HBのファンサイトを運営して、その中で私たちは様々な活動を行ってきました。1999年以来、キャンペーンをやって、TP&HBの日本ツアーを実現するように活動してきました。 |
| Steve : 是非 お願いしますよ。僕も賛成だよ、手伝いますよ。 |
| 1999年のキャンペーン以降、日本で署名を集めて関係者のみなさんに届けたりしていました。そのようなことはご存知でしたか? |
ツアーに関してはいろいろな人から度々意見が来るんだよね。ヨーロッパに行くこともね。でも、George
Bushがイラク戦争を始めて…
Heartbreakersに入る前、僕は18回も日本に来たんだよ。Eric Claptonとは何度も来たし、日本のアーティストとも何度もやったし、George
Dukeとも来たよ。George Harrisonもね。バンドでは15年間やってるから、今回の来日は16年か17年間ぶりなんだよね。だからその間、Tomが日本に来ていないことは分かるよ(笑)。 |
| そうしたら、Tomに日本に来るように伝えてもらえますか? |
| そうするよ、そうする。今回のツアーではカナダへ行くんだけど、Tomにとって、それはアメリカから離れた外国ってことなんだよ(笑)。 |
| ヨーロッパも考えているんですか? |
| それは分からないんだ。可能性はあるけどね。数年前にそのことは話していたけどね。 |
| イラク戦争が始まったときですね。 |
| そうだ、イラク戦争が始まったときだ。行く2週間前になって、「戦争が起きていることに対して懸念している、どのような扱いを受けるのか分からない」ってTomが言ったんだ。僕たちはアメリカン・バンドとしての評判があるからね。だから、そのリスクを犯したくない、ってことになったんだ。 |
| アジア・ツアーが実現するといいですよね。 |
| いいね。オーストラリアにも行ってね。オーストラリアにも親戚がいるからね。ここに来てみんなを楽しませたいよ。 |
| Tomは以前に来日したことはあるんです。前にTP&HBが来たのは1986年です。 |
| Bob Dylanとのツアーのときだね。 |
| ものすごく時間が経っています。だから、こうやってインタビューさせてもらっているのはとても大きな機会なんです。 |
| じゃあ、僕に交渉してほしいかい?分かった、やるよ。Tomに君たちの手紙を持っていくよ(笑顔)。 |
| それにしても、スーパーボウルの直後にこうやってあなたが日本にいることはすごいですよね。 |
| そうだよ、スーパーボウルの次の日に日本に向ったんだ。スーパーボウルが終わって家に帰って、荷物をまとめて、それで空港へ行ったよ(笑)。 |
| 信じられないですね。ところでみなさんはアメリカン・フットボールのファンなんですか? |
| いや、そうでもなくて… 僕は… サッカー・ファンだよ(笑)。でもニューヨークに22年間住んでたから、(New York) Giantsに思い入れはあるんだ。親戚には
(New England) Patriotsの選手がいるんだ。娘の夫のいとこなんだけどね。 |
| あれだけのステージで演奏したというのは偉大なことですよね。全米で1億人がTVで見ているわけですから。 |
| 信じられなかったよ。 |
| 緊張しましたか? |
うん。普段はあまり緊張しないんだけど、あの1週間、「10億人が見てるよ、10億人だよ」ってみんなに言われていたんだ。だから、ショウのちょっと前は少し神経質になったね。僕の母はスーパーボウルの4週間前に亡くなったんだけど、母のことを考え始めたんだ。そこで母に心の中で話しかけたら、「Have
fun!」って言われたよ。
その後に何が起きたかというと… ガールフレンドと1週間一緒にいたんだけど、彼女はゲームには来なかったんだ。チケットは2枚あったんだけど、友達にあげたんだよ。彼女もフットボール・ファンではないんでね(笑)。だから、彼女は家に帰ってロサンゼルスから電話してくれたんだ。「ちょっとだけ神経質になったけど少し落ち着いてきたよ」って僕が言ったら、「Just
go and have fun!」って彼女が言ってくれた。母と同じことを言ったんだよ。
それでステージに上がったんだ。Tomはいつも少しだけ神経質になって… いつもプレッシャーを感じているんだ。彼に責任がかかってるからね。だから、「これから楽しくなるぜ (This is gonna be fun)」って彼に言ってあげたよ!「Have some fun」ってね。そしたら、Mike Campbell が僕のところに来て「fun」って言ったんだ。とにかく素晴らしかったね。 |
| 私たちもとても感動しました。そして興奮しました。12分という短い時間にもかかわらず、バンドの魅力がその中に凝縮されていました。 |
| ショウが終わった後に、「あー、ちょっとつまらなかったよ。TomにはJanet Jackson(*1)のようなこともなかったし。何か興奮するようなことをして欲しかった」って意見を聞いたんだけど、「良い音楽以外に興奮することってないだろ?」って思ったよ。Heartbreakersはかなり良い(ライヴ)バンドだからね。 |
| 正直に言いますけど、僕は感動して涙を流してました。 |
| 良かった、良かった。(ショウが)終わった後は、みんなが満面の笑みを浮かべてたんだよ。 |
| Tomもバンドのみんなもですか? |
| (バンドのマネージャー) Tony (Dimitriades)はTomに駆け寄って、彼の腰に腕を回して抱きしめ、Tomを宙に持ち上げて降り回して喜んでたよ!15年間バンドにいる中でそんなことは見たことがなかったよ!一度もなかったんだよ!普段のTonyがそんなことをしたら、Tomは「触るなよ!」って言うだろうけどね。それだけ特別なことだったんだ。 |
| 衣装に関するガイドラインは事前に言われていたんですか? |
| いや、でも10億人の前で演奏するんだったらカッコ良くしなきゃいけないだろ?Tomは専属のテーラーがいるからスーツを作ってもらったけど、僕たちはみんな、スーツを新調したんだよ。 |
| 帽子もキマってましたね? |
| あの帽子は故郷のサッカー・チームの仲間からもらったんだ。イギリスのブライトンなんだ。母への想いと故郷の友達の気持ちをこめてあの帽子をかぶったんだ。来月、僕はイギリスに行って母の遺灰を受け取ってアメリカに帰るんだけど、チームに招かれていて、船で遺灰を蒔くんだ。 |
その帽子にはすごく意味がこめられていたんですね。
(用意していた帽子をSteveにプレゼントして) この帽子をアメリカでもかぶってもらえますか? |
| 勿論だよ。帽子が僕の一部になったようだね! |